2025年「大阪万博」でパビリオンのプロデュースを手がける落合陽一さん。
またテレビやネットで見かけるたびに、「この人、いったい何者?」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- 落合陽一は何がすごい?
- 万博やコメンテーター以外でも活躍中!
という疑問に、できるだけわかりやすく答えていきたいと思います。
それでは、さっそく見ていきましょう!
落合陽一は何がすごい?

落合陽一さんは、一言で説明するのが難しいほど、幅広い分野で活躍している人物です。
- メディアアーティスト
- 筑波大学准教授
- 起業家
- 作家 など。

どの肩書きをとってもメイン級の活躍をしています。
落合さんの活動は芸術や科学にとどまらず、教育や社会システムにも関わっており、ジャンルの枠を軽々と飛び越えているのが特徴です。
一般的にはアーティストか研究者か、どちらかに専念する人が多い中、落合さんはその両方を高いレベルで実践しているところが特にすごいところです。
そんな落合さんは1987年東京都生まれ、37歳。(2025年5月現在)
大学は「筑波大学・情報学群情報メディア創成学類」を卒業し、「東京大学大学院・学際情報学府」で博士号を取得しています。
落合陽一の世界観がすごい!


落合さんが提唱している「デジタルネイチャー」という考え方は、テクノロジーと自然を融合させようというものです。
たとえば、「AIやコンピュータが自然の一部のように人間と共存する社会」をイメージすると、わかりやすいかもしれません。



やっぱり、ちょっと難しいかも。
代表的な例が、超音波で小さな物体を空中に浮かせる「ピクシーダスト」。



ピクシーダストは、「音の力で物を浮かせて自由に動かす」未来的な技術です。



工場やエンタメ、医療などいろいろな分野で活用が期待されています。
こういった人間が自然と調和して生きていくように、テクノロジーとも無理なく共存していける未来を目指しています。
この考え方は、単なる未来予想図ではなく、アート作品やプロジェクトという形で実際に社会に発信されています。
2017年、落合さんは『ピクシーダストテクノロジーズ株式会社』を設立、代表取締役会長CEOを務めています。
落合陽一は特許を取得していた!


落合陽一さんは、アーティストとしての顔だけでなく、研究者としての実績も圧倒的です。
筑波大学では准教授として勤務し、100本以上の学術論文を発表し、30件以上の特許も出願しています。



特許を取得した主なものは、ピクシーダストテクノロジーズ㈱での研究開発に基づくものです。
また、日本国内だけでなく、国際的な学会でも評価されており、科学とアートをつなぐ独自の研究スタイルが注目を集めています。
学術と実社会の橋渡しができる存在として、教育現場でも強い存在感を放っているのです。
落合陽一は万博も担当!


落合さんは、学問やアートの世界にとどまらず、社会や政治の現場でも活動しています。
その代表的な例が、2025年に開催している『大阪・関西万博』で、テーマ事業のプロデューサーを務めていること。



人気のパビリオンですね!
この万博では、「未来の社会や技術のあり方」をテーマに展示やイベントが行われます。
落合さんはその中心に関わっており、まさに日本の未来をデザインする一人とも言える存在です。
また、政府のデジタル政策などに関する委員会にも参加しており、アカデミックな知識をもとに実社会の課題にも取り組んでいます。
落合陽一の科学の解説は分かりやすい!


落合陽一さんの魅力のひとつに、「難しいことをやさしく伝える力」があります。
テレビ番組に出演したり、自身の著書を通じて、最先端のテクノロジーや社会の動きについて、一般の人にもわかりやすく解説しています。
たとえば、NHKや民放の情報番組では、最新科学についてトーク形式で解説したり、未来の働き方や教育のあり方について持論を展開する場面も。
「ちょっと難しそう」と思われがちなテーマも、落合さんの言葉を通すと不思議と身近に感じられるようになる、そんなところにも、多くの人から支持されています。
まとめ
落合陽一さんは、アート・研究・教育・社会貢献と、幅広い分野で活躍するまさに現代のオールラウンダー。
「デジタルネイチャー」という独自の世界観を軸に、さまざまな形で未来社会の可能性を広げています。
難しい話もわかりやすく届けてくれるその発信力は、多くの人にとって「希望」や「きっかけ」を与えてくれる存在かもしれません。
これからの活躍にも、引き続き注目していきたいですね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!