2025年8月に神戸市で起きた女性刺殺事件で逮捕された谷本将志容疑者。
事件の衝撃から谷本容疑者の生い立ちについて、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そこで今回は、
- 谷本将志の生い立ちや家族構成は？
- 両親の離婚や祖母の介護で壮絶だった！
このことについて記事にしてみました。
早速本題に入っていきましょう。
谷本将志の犯行まとめ
ここではまず、谷本将志容疑者が関与したとされる事件を簡単に整理してみます。
報道によれば、今回の神戸のマンション事件は衝撃を与えましたが、実は過去にも似た行動で逮捕歴がありました。
神戸のマンション事件
2025年8月、神戸市中央区のマンションで、24歳の女性がエレベーター前で刺殺されるという痛ましい事件が起きました。
帰宅途中だった被害者を追うようにして容疑者がマンションに入り、エレベーター内で襲撃。
その後、階段から逃走する姿が住民に目撃され、現場近くでは凶器とみられる刃物も発見されています。
また、容疑者は被害者の片山さんと同じ電車に乗り30分以上に渡って後をつけていた疑惑もでています。
殺人容疑で逮捕された会社員谷本将志容疑者（３５）（東京都新宿区）が事件前、片山さんと同じ電車に乗るなどして３０分間以上、後をつけていた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。
引用元：読売新聞
谷本将志容疑者は事件発生から間もなく東京方面へ移動し、奥多摩町で警視庁に身柄を確保されました。
逮捕時には抵抗する様子もあったと伝えられており、全国的に注目を集めた事件となっています。
3年前のストーカー事件
さらに谷本容疑者は3年前の2022年にも別の女性に危害を加えようとした過去があることが判明しました。
当時23歳の女性の自宅マンション前で待ち伏せし、帰宅した直後に押し入って首を絞めたというものです。
女性は必死に抵抗し一命を取りとめましたが、その後1時間にわたり「自分がどれほど好きか」を語り続けるなど、常軌を逸した行動を取っていたと報じられています。
谷本将志の生い立ちは？
ここからは、谷本容疑者の生い立ちについて、3年前の2022年に報じられた報道で過去が伝えられています。
一人っ子だった
谷本将志容疑者は一人っ子として育ったようです。
両親は早くに離婚し、父親に引き取られて育ったとされています。
確かひとりっ子だったと思います。両親が離婚していて、父親のほうに引き取られていた。
引用元：livedoor news
家庭環境は恵まれていたとは言いがたく、同級生の証言によると「寂しさを抱えながら育ってきたのではないか」とも語られています。
その影響からか、良い家庭を築きたいという願望が人一倍強かったといわれています。
このことから3年前の事件当時は結婚願望があり、独身であったと考えられます。
逮捕直前に住んでいた寮は寮費が3万5千円と安く、独身者用の部屋ではないかと思われます。
ここの寮費は3万5千円で、彼はギャンブルもしなかった。
引用元：Yahooニュース
このため結婚し子供がいるといったことはなく独身である可能性が高そうです。
自宅には位牌があった！
2025年8月27日『情報ライブ ミヤネ屋』（読売テレビ）では、容疑者の部屋が公開されました。
その映像にはベッドが置かれており、ベットサイドには位牌が2つ置いてあることがわかります。
このことから、容疑者の身内で亡くなられた方がいるようです。
しかし、位牌の一つは横に倒れたまま放置されていて、大切なものにしては扱いがぞんざいに見えてしまいます。
女性に奥手
性格はもともとおとなしく、女性関係にも奥手だったそうです。
当時勤務していた建築会社の従業員の話によると、容疑者は女性に奥手で同僚達のようにキャバクラなどに行かなかったそうです。
現場の人間はキャバクラなどで酒を飲むのが好きな人が多いんやけど、あいつは行かへんし、女性の話さえせえへんやつやからね。
引用元：livedoor news
ある意味では純粋ともいえる一面を持っていましたが、職場では強い正義感やプライドが災いし、周囲との関係がスムーズにいかないことも多かったと報じられています。
真面目で仕事熱心な一方で、孤立しやすい傾向があったようです。
家族が認知症
また、この頃に父親は60歳を過ぎて認知症を発症し施設に入所。
さらに母方の祖母も認知症となり、介護を理由に会社を休むようになったとも伝えられています。
「やつ（容疑者）の父親は60歳を過ぎた程度やと思うんやけど、少し前から認知症になって、施設に入った。それで今度は、母親のほうの面倒を見るようになっていたと思いますよ」
引用元：livedoor news
そうした家庭の重圧が精神状態に影響を与えた可能性も否定できません。
なお、出身は大阪とする報道もありますが、現時点で公式には確定していません。
いずれにしても、家庭や環境に苦しみながら成長してきたことが、現在の人物像に影響を与えているのではないかと思われます。
まとめ
谷本将志容疑者は、2025年の神戸の刺殺事件で逮捕されましたが、過去にもストーカー型の犯行で逮捕歴があり、再犯だったことが分かっています。
生い立ちをたどると、両親の離婚や一人っ子としての孤独、家庭の介護問題など、複雑な背景が浮かび上がります。
まだ動機や詳細は明らかになっていませんが、過去から続く問題の積み重ねが今回の事件に結びついたのかもしれません。今後の取り調べで新たな事実が判明していくでしょう。
