11月24日に東京都足立区で起きたひき逃げ事故では、当初、容疑者の実名は公表されていませんでした。
その後、横尾優祐容疑者の事実名が明らかになりました。
「なぜ最初は名前が伏せられていたのか」「このタイミングで公表された理由は何だったのか」と気になった方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- 横尾優祐の実名が公表された理由は?
- 通院先に責任能力を確認していた!
このことについて記事にしてみました。
早速本題にはいっていきましょう!
横尾優祐の事故報道まとめ

事件が起きたのは11月24日正午すぎ、東京都足立区梅島の国道4号でした。
横尾優祐容疑者は、車を運転中に赤信号を無視し、横断歩道を渡っていた女性をはねて死亡させ、そのまま逃走した疑いがもたれています。
警察によると、事故に使われた車は近くの中古車販売店から持ち出されたものだったとされています。
横尾容疑者は窃盗について否認しており、試乗のつもりだったと説明しているということです。
その後も走行を続け、歩道上で高齢の男性を含む複数の歩行者をはね、最終的には玉突き事故を起こしました。
この一連の事故で2人が死亡し、10人以上が重軽傷を負っています。
警察は危険運転致死やひき逃げの疑いで再逮捕し、詳しい経緯を調べています。
横尾優祐の実名が公表された理由は?

公表が遅れた理由は、刑事責任能力の有無について判断していたからのようです。
横尾優祐容疑者の名前は、事故直後の段階では公表されていませんでした。
警視庁は当初、刑事責任能力の有無について慎重に判断する必要があるとして、氏名を非公開にしていました。
その後、通院先の病院から一人で外出できること判断されたこと。
そして、過去の勤務先での勤務状況に異変は無かったと聞き取りをしたそうです。
捜査の過程で横尾容疑者が通っていた病院から「単独で外出し活動できる」という説明があったほか、過去に勤めていた会社から「勤務状況に異変はなかった」との証言があり、実名を発表した。
引用元:日本経済新聞
こういったのち、刑事責任を問えると判断されたことから、実名を公表する判断に至ったとされています。
事件の社会的影響が大きかったこともあり、警察が説明責任を重視した結果だとみられます。
当初は名前を公表しない理由は、国籍が日本人ではないから、など憶測が飛び交ったようです。
しかし足立区に両親と一軒家に住んでいる様子から国籍は日本人であると思われます。




まとめ
横尾優祐容疑者の実名がすぐに公表されなかった理由には、事件直後の捜査段階で慎重な判断が求められていたことが背景にあったようです。
警察は当初、容疑者の状態や取り調べへの対応状況などを踏まえ、氏名を伏せたまま事実関係の確認を優先していました。
その後、捜査が進み、刑事責任を問えると判断されたことで実名公表に切り替えたとみられます。
重大事故であったからこそ、段階を踏んだ対応が取られたと思われます。
